土用の丑の日うなぎの日
食すれば夏負けすることなし
土用の丑の日に鰻を食べるのは日本人の習慣。一年で一番鰻が売れる日です。
鰻の有名店の中には土用の丑の日は定休日にするところもあるんだとか。需要が多すぎて良い鰻が手に入らないからなんだそうですが。。。
ちなみに鰻の旬は晩秋から初冬にかけてだそうです。
では夏の土用のこの時期に何故鰻を食べるかというと、、、
平賀源内がそう言ったから。
源内が言うことは絶対!なのです!(笑)
大井町で鰻と言えばもちろん、、、
藍の家!
藍の家は大井町の東口から出て右手、大井サンピア商店街を進み、 変形五差路の品川区役所前交差点を斜め左の三間通りに入って、セブンイレブンの手前を左折したところにあるうなぎ屋さん。
「大井町店」とのことですが、ここの他に店舗?暖簾分け?があるのかは不明です。
大井町駅徒歩9分くらい。。。下神明駅からだと4分くらい。。。
ここは、うなぎ串焼きも売ってるうなぎ屋さん。
中のカウンターはコロナ過でも結構な盛況ぶりでした。(訪問日は土用丑ではありません(^^;)
お店のドアは開けっ放しで、透明のビラビラで仕切っていて換気はきいてそう。
今日は店内食ではなくお弁当の購入です。
鰻弁当は松竹梅の3ランク。違いは鰻の量。
この日注文したのは鰻弁当(竹)
注文は事前に電話で行い30分後に訪問。ちょうど出来たところだったようで店員さんが包装紙に包み中でした。そんなご丁寧にしなくても...っと思いながら出来立てをお持ち帰り~ヽ( ´ー`)ノ
鰻弁当(竹) は2700円。昔からある小さなお店なので当然現金払いオンリーなんだろうなっと思っていたら、まさかのpaypay使用可!(@@)
ありがとうpaypay!ありがとう藍の家!(笑)
キレイに包まれた包装紙が日本の様式美を感じます。
まぁこういった美意識も「過剰包装」のひと言で切り捨てられてられてしまう今日この頃、情緒もクソもない寂しい世の中ではありますが。。。(泣)
オープン・ザ・包装紙~ヽ( ´ー`)ノ
容器もPPじゃなくてしっかりしたプラスチック製。
これ使いまわせるんじゃないかしら?っとの思いがフツフツと湧いて出ます(^^;
オープン・ザ・ふた~ヽ( ´ー`)ノ
うな重(竹)は鰻蒲焼一尾をご飯の上にデーンの乗っけた一品。漬物は奈良漬けです。
うなぎもすっかり庶民には手の届かない食べ物になっちゃったけど、年に一度は食べなきゃですね!
私も十数年前にマイうなぎブームが来たことがあるのですが、その時に都内有名店をアチコチ食べ歩いたのを思い出します。(遠い目)
今は高くてなかなか手が出せませんが...(^^;
ふたを開けた第一声は「おぉーーっ」としか出ませんでした。(^^;
竹がどのくらいの量なのか最初は分からなかったけど、思いのほか大きな鰻がでーん!と乗っててテンションが上がります~。梅はこの鰻が半尾、松は1.5尾かな?
久々に嗅ぐ蒲焼の香りもテンションアップに一役買います(^^)
そういえば、昨年の土用丑は某牛丼屋さんの鰻丼をたべて、凄く後悔した記憶が思い起こされます。折角牛丼屋さんで、なけなしの4桁使ったのに...(泣)
果たして今年はどうでしょうか。。。
では、いっただっきまーす(^人^)
こ、これは・・・(@@)
うまーーーーーい!ヽ( ´ー`)ノ
めっさうまいんですけど!!!(@@)
まず鰻の柔らかさがハンパないです。
ふわっふわのとろっとろ。噛む必要もないくらい口の中でとろけます。
タレが薄味と言うのもありますが、鰻自身の白身の味がシッカリ感じられてホロホロ崩れます。
「鰻の味ってタレの味だよね?」なんて若い子は言いがちだけどとんでもない!鰻の味は鰻味なのですよ!!!(>_<)
いや~、都内有名店と比べても遜色ない美味しさです。まさかこんなお店で(超失礼だぞ!(^^;)こんな味が食べられるとは思いませんでした。
これからは、もうわざわざ遠くの有名店まで通わなくてすみますよ、これは!(^o^)v
鰻の下のご飯にはタレが染みついています。ちょっと少なめですね。
でも鰻自身が美味しくて、鰻重にありがちのタレの味でごまかして食べる食べ方をしなくて良いので、タレが少なくても大丈夫なのです!(^o^)v
とはいえ、もっとタレが欲しいよ~(>_<)と言う人のために追いタレも付いてます。
山椒も2袋付きです。
その山椒をパラパラしていただくと、ピリっとした痺れ具合がまた美味しさを増幅させるのです。でも山椒自体は風味がちょっと少なめかなぁ?もっとガツンと風味満載山椒のほうが私好みではあるのですが。。。
ちなみに私、山椒は「さんしょ」派ですが、世の中的には「さんしょう」派の方が多いようです。(どうでもいいわ!(笑))
箸休めの奈良漬けはアルコール風味満載!ブランデーに漬けましたか?って感じの味わいです。酔っぱらいそう...(^^;
半分食べたところで、残りの半身は・・・
追いダレでいただきます。
折角タレを付けてもらいましたからね♪
残りの山椒も全部投入!
タレを増やしてもタレ自身が薄味なので、いわゆる「タレ掛けご飯」にはなりません。
鰻本来の味を引き出してくれる、そんな味わい。。。
うまーい!うまうまうま!(@@)っと思いながらあっという間に完食!
これでこれからは、牛丼屋で鰻食べなくてもすむかなぁ・・・っと思いながらも。。。
ごちそうさまでした!